建築と復興

こんにちは、津江です。

先日、広島県建築士会主催の公開まちづくりセミナー2013へ行ってきました。

講演は、内藤廣先生で「建築と復興」というテーマです。

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講演の中で言われていた言葉の中で、

「安全の安全は無い」 という言葉がありました。

 

講演の中では陸前高田市の防潮堤の高さの話で出てきた言葉で、

「これ」をすれば100%安全というものはないという事でしたが、

それと同時に、「これ」をする事が正しいのか。

という投げかけの意味が含まれていたと思います。

この話は、復興のように大きなスケールの話でしたが、

自分の普段の業務に置き換えても、あてはまる事は多いなと思いました。

 

インターネットが普及し、建築を学んでいない一般の方でも、

キーワードを入力すれば、すぐその情報は手に入り、

それを突き詰めれば、知りたい部分は何でも分かった気になれる。

ただ、重要なのはその情報を突き詰める事ではなく、

それをどう判断して、どう使うかであり、

これを多角的に検討し判断していく事が、我々の責務だと思います。

普段から、お客様の要望の裏にある、声にならない要望をくみ取り、

正しい判断をし、形にしていけるように努めていきたいと

改めて感じた一日でした。

 

記述:津江

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